リップル社の550億XRPロックアップ計画についてまとめてみました

本日(5月17日)日本時間未明に、リップル社が保有する約600億XRPのうち、その9割以上に当たる550億XRPについてのロックアップ計画が発表されました。

このリリースを受けて、XRP/円は30円台から40円台後半まで高騰するという、市場にとって非常にポジティブなニュースとして受け入れられました。

さて、このリップル社のリリースについて、私は最初にその内容を読んだ瞬間は、ちょっと内容が理解できませんでした。私と同じように、わかりにくかったという人も多いと想像しています。

今回のロックアップ計画は、リップル社が「XRPの流動性」と「XRPの価値」を毀損しないように、入念に考えられているため、少し複雑な計画内容となっています。

この記事では、リップル社のリリースを基にして、その内容をわかりやすく噛み砕いて解説していきたいと思います。

 

リップル社のXRPロックアップの内容

今回のロックアップ計画を簡単に箇条書きでまとめると、以下のようになります。

  • リップル社の保有している550億XRPは2017年末までは売却しない
  • 550億XRPは、55か月にわたって10億XRPごとにロックアップが解除される
  • 解除されたとしても、すべてを市場に放出するわけではない

という感じです。

 

このロックアップ計画を見ると、リップル社がXRPをいかに大事に考えているかがわかります。このような放出の仕方をすることで確定的になったのは、「あるどこかのタイミングで、リップル社が保有する膨大なXRPが一度に放出されることはない」ということです。

市場における仮想通貨の価値は「需要」と「供給」で決まります。もし、あるひとつの時点でリップル社がたとえば100億XRP以上を市場に放出したらどうなるでしょう。「供給」が過多になり、XRPの価値の大幅な下落が予想されます。

XRP保有者たちは、リップル社が大量のXRPを保有していることで、この「大規模なXRP売却」を恐れていました。

しかし、今回のリリースで、「月に最大でも10億XRP」という上限が出来たのは、投資家にとって大きな安心感を与えたでしょう。XRPの「非確実性」を排除したと言えます。

 

リップル社のXRP保有状況

現在のリップル社のXRP保有状況は約616億XRPです。これは、市場に出回っているXRPの1.5倍を超える量になります。

リップル社のXRP保有状況は以下のページで確認することができます。

XRPポータル

 

必ず毎月10億XRPが放出されるわけではない

そして、今回の計画において、もうひとつ着目したいポイントは「必ず10億XRPが放出されるわけではない」ということです。

例えば、ロックアップが始まった最初の月に5億XRPしか放出されなければ、残りの5億XRPは“さらに55か月間”ロックアップされることになります。翌月に15億XRP放出されたりしない、ということです。

だから、「MAXで月間10億XRP」というのは保証されているわけですね。

ちなみに、これまでのリップル社は、過去1年半の間に放出したXRPは、平均で月間3億XRPということです。

さらに、「すべてを放出するわけではない」というのは、もうひとつの意味があります。それは、必ずしもリップル社が“市場に”放出するわけではない、ということです。

飽くまで、10億XRPをリップル社が自由にできる、というだけであって、マーケットではなく機関投資家や金融機関に直接売却することもできるわけです。

そのような使われた方をした場合は、直接的なマーケットへの影響はさらに少なくなるでしょう。

 

放出はいつから始まるのか?

今回のリリースにおいて、「放出をいつから始めるのか」ということについては言及されていません。

リリースの中で説明されているロックアップ方法は、XRPを「暗号理論的に安全なエスクローに預託する」ということです。それを、2017年末までに実行するとしています。

だから、ロックアップ完了直後に始めるとすれば「2018年1月」より始めることになるでしょう。現実的には、この可能性が一番高いと感じています。

ただ、この件に関しては、リップル社が正式に表明しているわけではないので、いつから始めるのかはわかりません。

今の時点で確実に言えることは、「2017年中の550億XRP売却はない!」ということだけです。

 

まとめ

今回のロックアップ計画を見て、私はリップル社の周到な計画に敬意を払うとともに、今後のリップル/XRPにさらなる希望を持ちました。

価値が急上昇しているXRPですが、今後の実用性を考えると、まだまだ伸びるということも、夢物語と言うことは全然ありません。むしろ、そちらのほうが現実的な見解として現在は受け入れられるでしょう。

今後もリップル社の動きから目が離せません。

参考リンク

RippleはXRPの総供給量の確実性を確保するために550億XRPをエスクローに預託することを発表しました

 

※当記事は、リップル社のリリースを基に書かかれてはいますが、一個人の解釈・見解が大いに含まれています。投資は自己責任でお願いいたします。

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2 件のコメント

  • 私は昨年、仮想通貨を知り、リップルに惚れて初めて最初に購入した仮想通貨になります。
    私は二年後と予想しております。
    ロバート葉山さんが予想されているように、少しでも早ければより嬉しいのですが^^
    ロバート葉山さんのサイトを、MobilGoで知り助けてもらってから、改めてサイト拝見させて頂いておりますが、他もそうですが、こちらの記事も非常にわかりやすくリップルの特性&今後の見通しも正確に書かれているのに驚いております。
    まわりに詳しく話せる仲間が居ない分、最近少々(今回の暴落で)恥ずかしながらまだ新参者の私は、リップル本当に大丈夫かなの不安が自信がありましたが、また初心にかえり大事にしようと思えました。
    投資に絶対はありえないのも重々わかってはいますが、初めて惚れたコイン一寸先はメルヘンで大事にしようと思います。
    ありがとうございます!

    • リップルは中長期的に見て、本当に楽しみですね。
      国際送金のソリューションという明確な目標を持っているからこそ、そのサービスがスタンダートになったとき、XRPがどうなっているのかは、想像するだけでもワクワクします。

      今後もよろしくお願いいたします。

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